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2022.04.18

土地の売却時には注意が必要?土地売却の流れとともに解説します!

所有する土地を売却しようとする際には、住宅の売却とは異なる点が多々あります。
そのため、土地の売却では古い建物の解体や境界線の画定など知識を得た上で、売却に臨むことが大切でしょう。
今回は、土地売却を検討中の方に向けて土地売却の流れと売却時に気をつけておきたいことについて解説します。

 

□土地売却の流れとは?その概要について

まず1番目に、情報収集と必要書類の収集を行います。
売却を検討している土地周辺の最寄駅からの分数や周辺の環境、更地であるのかなどのポイントをまとめておきましょう。
そして、後々必要となる書類である「本人確認書類」「印鑑証明書」「住民票」「固定資産税納税通知書」「登記済権利書」などは事前に収集しておくと良いです。
ただし、印鑑証明書に関しては、発行後3ヶ月以内のものが売買契約の際に必要となります。
契約時に合わせて用意できるように準備しておきましょう。

2番目に、土地の査定です。
準備完了後に、実際に不動産会社に土地査定をしてもらいます。
まずは、土地の住所や面積などの必要情報を伝えて査定額を提示してもらえる簡易査定をお願いしましょう。
依頼後2日程度で査定価格が分かります。

そして、実際に訪問査定もしてもらいます。
土地が面する道路の状況や、ガス・水道の配管状況、境界線などの詳細を調査します。

3番目に、媒介契約を結びます。
媒介契約は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類あります。
それぞれ契約期間が異なったり、ルールが異なるため把握しておきましょう。

4番目に、売り出し価格の決定をします。
査定額をもとに実際に売り出し価格を設定します。
その際には、査定価格よりも高めに設定することが一般的な方法です。
ただし、高すぎると買い手がつかない恐れがあるため、適切な値段設定をすると良いです。

5番目に、売却活動を開始します。
不動産会社がインターネットの物件情報サイトに掲載したり、チラシを打ったりします。
購入希望者が出てきたら、条件を確認して契約を結ぶ流れになります。

6番目に、売買契約を結びます。
条件の折り合いが付いたら、実際に契約を結んで土地を売却します。

 

□土地売却を行う際に気を付けておきたいこと

注意点はたくさんありますが、まずローンを完済しなければ売却できないことは念頭に置いておきましょう。
融資を受けて購入した土地に関しては抵当権が設定されています。
そのため、これを抹消しなければ新しい所有者に所有権を移転できないです。
その点は把握しておいてください。

また、土地売却には仲介手数料や印紙代、抵当権抹消のための登記費用などの諸費用がかかります。
そして、土地売却価格が取得費よりも高かった際には、譲渡所得税がかかります。
節約したい場合は、売却のタイミングも重要になるためあらかじめ知っておきましょう。

 

□まとめ

今回は、土地売却を検討中の方に向けて土地売却の流れと売却時に気をつけておきたいことについて解説しました。
土地売却の流れを頭に入れた上で、実際にやる際にはスムーズに売却できるようにしてください。
土地売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。