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2022.06.14

借金が返済できなくなった際の任意売却とは?流れを解説します!

住宅ローンが残っている場合、基本的に住宅の売却はできません。
それに対して、任意売却と呼ばれる、住宅ローンが残っている場合でも利用できる売却方法があります。
今回は、任意売却の方法や、流れについて解説します。

 

□任意売却とは?特徴を解説します!

そもそも任意売却とは、借金を返済できなくなった場合に利用する売却方法です。
任意売却の特徴は、債務者の意思で売却されるという点でしょう。
そのため、任意売却と呼ばれています。

任意売却を行うにあたって金融機関の同意が必要なことをご存知でしょうか。
金融機関は、任意売却による持ち家の売却価格から判断し、任意売却の許可を出します。

 

□任意売却の流れを解説します!

任意売却は、住宅ローンを滞納しているところから始まります。
ローンを払えなくなりそうになった場合でも、すぐに滞納が発生するわけではありません。
払えなくなりそうになった段階で、一度金融機関に相談し、リスケジュールを行います。

リスケジュールとは、返済期限を延ばし、月ごとの支払う金額を減らすことを指します。
とはいえ、延長できる返済期限は2年から3年程度のため、一時的な処置であることは覚えておきましょう。
リスケジュールが終わると、月ごとに支払う金額はもとに戻ります。
ここでローンを滞納した場合、初めて滞納が発生します。

ローンの滞納が3か月以上続くと、金融機関に一括での返済を求められるため、注意が必要であるといえるでしょう。
滞納はローン返済の契約に違反していることになります。
債務者の権利、少しずつ返済できるという権利も失われるので注意しましょう。

一括での返済が求められた場合、競売か任意売却によって持ち家を売ることになります。
ここで重要なのは、金融機関にとってはお金を回収することが重要だ、という点です。
つまり、競売でも任意売却でも、お金が回収できれば手段にこだわりません。
ただし、任意売却を行うにあたって金融機関の同意が必要なため、注意しましょう。

任意売却を選ぶ場合には、任意売却専門の不動産会社に連絡しましょう。
任意売却専門の不動産会社では、任意売却の同意を得るための交渉も行ってくれます。
その際不動産会社は、不動産を査定し、その価格を基に債権者に交渉します。

売却後にローンをすぐに完済できなくても、交渉によっては任意売却が可能なため、ローン残高を減らせるでしょう。
ここで金融機関が任意売却に合意した場合、持ち家の販売を開始します。
買主が決定した場合、売却価格の配分調整を行った後に、持ち家を売却して終了となります。

当社では、任意売却を行えます。
お客さま第一に誠実な売却活動を行い、丁寧なアフターフォローも行います。
お困りの際は、当社までご連絡ください。

 

□まとめ

今回は、任意売却の流れについて解説しました。
この記事がお役に立てますと幸いです。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。