2022.09.11
仲介手数料はいつ支払う?支払いの流れを解説します!
不動産会社が取引のお手伝いをする、仲介売却においては仲介手数料が発生します。
今回は、仲介手数料はどのような報酬体系になっているのか、いつ支払う必要があるのかなど、支払いの流れについて解説します。
□仲介手数料の報酬体系や成功報酬に含まれないものとは?
不動産を売買する際に発生する仲介手数料とは、不動産業者に支払う売買の仲介業務に対する報酬のことです。
不動産売買の場合には、仲介手数料を売主、買主それぞれが支払う必要があります。
仲介手数料には2つの特徴が存在します。
*成功報酬として支払われる
仲介手数料を不動産会社が請求できるのは、売買契約が成立した際に限ります。
そのため、不動産会社に売買を依頼したからといって、必ず仲介手数料が発生するわけではありません。
つまり、売買契約が成り立たなければ、基本的に手数料は払う必要のない、成功報酬の仕組みなのです。
*上限が定められている
仲介手数料には、法律によって受け取っても良い手数料の上限が定められています。
そのため、不動産会社は法律により定められた上限を超えた手数料を受け取ることがあれば、処罰の対象となります。
ただし、注意するべきポイントが1つあります。
それは、仲介手数料は成功報酬ですが、仲介手数料に含まれない業務の費用は支払う必要があることです。
例えば、物件調査や購入希望の方に対する現地案内などの一般仲介業務に関しては手数料に含まれます。
つまり通常の仲介業務の際にかからない費用や、依頼者の希望によって行われた業務の費用であることなどの要件を満たしていることが費用請求の条件になります。
□仲介手数料はいつ支払う?
不動産取引は、内覧をし、その後購入の申し込み、売買契約を行い、住宅ローン本審査を受けた後に引き渡しという流れになります。
この流れの中で、売買契約の際に仲介手数料を支払うことが一般的です。
具体的には、売買契約のタイミングで仲介手数料の半額を不動産会社に支払い、残りの半額を引き渡しの際に支払います。
契約が成立した後に仲介手数料を払うのであって、契約成立後でなければ支払う必要がないという点に注意しましょう。
□まとめ
今回は、不動産売買の仲介手数料は、成功報酬制であり法律による上限に基づいて、売買契約の成立後に支払う必要があるということをご説明しました。
当社では、不動産をより高い価格で売りたい方に仲介売却を行っておりますのでぜひ、ご相談ください。