2025.10.10
相続による家の名義変更とは?手続きと費用を分かりやすく説明
相続した家の名義変更は、手続きが複雑で不安に感じることが多いものです。
特に、いつまでに手続きを済ませなければならないのか、費用はどのくらいかかるのか、といった疑問は尽きないでしょう。
相続登記の義務化も始まり、放置することによるリスクも大きくなっています。
このため、スムーズな手続きを進めるための知識が不可欠です。
今回は、相続した家の名義変更の手順と費用について、分かりやすくご紹介します。
目次
相続した家の名義変更の手順
1.名義変更に必要な書類
相続登記に必要な書類は、遺言書がある場合とない場合、遺産分割協議をする場合としない場合で大きく異なります。
遺言書がある場合は、遺言書と被相続人の戸籍謄本、住民票の除票、相続人の戸籍謄本、住民票などが主な書類となります。
一方、遺言書がなく遺産分割協議をする場合は、遺産分割協議書に加え、被相続人および相続人全員の戸籍謄本、住民票、印鑑証明書などが必須です。
遺言書がなく、法定相続分通りに相続する場合は、被相続人および相続人全員の戸籍謄本、住民票、印鑑証明書などを準備する必要があります。
いずれの場合も、不動産の登記事項証明書も必要です。
これらの書類は、戸籍謄本などは市区町村役場で、登記事項証明書は法務局で取得できます。
2.手続きの流れと期間
まず、不動産の登記事項証明書を取得します。
その後、相続人の調査を行い、遺言書があるか、遺産分割協議が必要かなどを確認します。
必要書類を準備し、相続登記申請書を作成します。
申請書と必要書類は、不動産所在地を管轄する法務局に提出します。
申請方法は、窓口、郵送、オンラインの3通りがあります。
手続き期間は、書類の準備状況や法務局の処理状況によって異なりますが、数週間から数ヶ月かかる場合もあります。
相続したことを知ってから3年以内が申請期限です。
3.司法書士への依頼
相続手続きは複雑なため、司法書士に依頼することを検討するのも良いでしょう。
司法書士は、書類作成や収集、法務局への申請代行など、手続き全般をサポートしてくれます。
依頼するメリットは、専門知識を持つ者に任せられるため、手続きミスを防ぎ、時間と労力を節約できることです。
費用は、ケースによって異なりますが、概ね10万円前後が相場です。
ただし、相続人の数や不動産の件数などによって費用は変動します。
依頼前にしっかりと見積もりを取るようにしましょう。
相続した家の名義変更費用
1.登記費用
登記費用の中心は登録免許税です。
これは、相続する不動産の固定資産税評価額の0.4%です。
例えば、固定資産税評価額が1000万円であれば、登録免許税は4万円となります。
固定資産税評価額は、市区町村役場で発行される評価証明書で確認できます。
2.司法書士費用
司法書士に依頼する場合、上記登記費用に加え、司法書士への報酬が必要です。
報酬額は、事務所によって異なりますが、10万円前後が相場です。
手続きの複雑さによって費用は変動します。
3.その他の費用
その他、戸籍謄本などの取得費用、郵送費用などがかかります。
これらの費用は、数千円から数万円程度と想定できます。
書類の枚数や取得場所によって変動します。
まとめ
相続した家の名義変更は、手続きが複雑で費用もかかりますが、放置すると様々なリスクを負うことになります。
手続きの流れを理解し、必要書類を準備することは重要です。
時間がない、手続きに自信がない、といった場合は、司法書士への依頼を検討しましょう。
早期に手続きを進めることで、精神的な負担を軽減し、将来のリスク回避にも繋がります。
本記事が、名義変更の手続きを進める上で少しでもお役に立てれば幸いです。
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