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2026.06.20

賃貸設備故障は誰の責任?修理費負担と家賃減額のルールを解説!

賃貸設備故障は誰の責任?修理費負担と家賃減額のルールを解説!

賃貸物件での生活において、エアコンや給湯器などの設備が突然動かなくなるトラブルは珍しくありません。
日常的に使用する設備が使えなくなると、不便を感じるだけでなく、どのように対応すべきか迷うことも多いものです。
特に修理費用の負担割合や、管理会社への連絡手順については、あらかじめ正しい知識を持っておくことが求められます。
万が一の事態に備えて、入居者が取るべき適切な初期対応と、トラブルを円滑に解決するためのポイントを解説します。

賃貸物件の設備故障における初期対応

1.まずは管理会社や大家さんへ連絡する

設備が故障した際、入居者が最初に行うべき行動は管理会社または大家さんへの連絡です。
賃貸物件の設備は原則として貸主の所有物であり、勝手に修理を手配することはトラブルの原因になります。
取扱説明書を確認してエラーコードなどが出ている場合は、その内容も合わせて伝えるとスムーズです。
連絡を入れることで、その後の修理業者の手配や費用の負担に関する指示を仰ぐことができます。

2.故障状況の記録と写真撮影を行う

連絡をスムーズに進めるために、故障した際の状況を詳しく記録しておくことが大切です。
不具合が発生した日時や、どのような状態になっているかをメモに残しておきます。
また、目に見える破損や水漏れなどがある場合は、スマートフォンのカメラ等で写真を撮影しておくことが推奨されます。
これらの記録は、故障の原因を特定する際や、修理の緊急性を伝えるための重要な判断材料となります。

3.自己判断での修理手配は避ける

管理会社への連絡を怠り、入居者自身の判断で専門業者を呼んで修理を行うことは避けるべきです。
事前に承諾を得ずに修理を行うと、かかった費用が自己負担になる可能性が極めて高くなります。
また、修理によって別の不具合が生じた場合、責任の所在が曖昧になるリスクも存在します。
夜間や休日で連絡がつかない場合でも、まずは指定の緊急連絡先を確認し、指示を待つのが原則です。

設備故障の修理費用における負担の基準

1.経年劣化による故障は貸主の負担となる

賃貸物件の設備が寿命や通常の使用に伴う摩耗で故障した場合、その修理費用は貸主が負担します。
エアコンや給湯器など、長期間の使用によって性能が低下したものは経年劣化と判断されるのが一般的です。
民法上も、貸主は入居者が物件を適切に使用できるよう維持する義務を負っていると定められています。
そのため、普通に生活していて壊れてしまった設備に関しては、入居者が費用を請求されることはありません。

2.入居者の過失による破損は自己負担になる

一方で、入居者の誤った使い方や不注意によって設備を破損させた場合は、入居者自身の負担で修理することになります。
例えば、物をぶつけてガラスを割ってしまった場合や、掃除を怠ったことが原因で配管が詰まった場合などが該当します。
また、故障を認識していながら放置し、その結果として被害が拡大した場合も、拡大した分の費用を求められることがあります。
日頃から設備を丁寧に扱い、不具合を感じたら速やかに報告することが自己防衛に繋がります。

3.契約書に記載された特約事項を確認する

費用の負担割合については、賃貸借契約書に記載されている特約の内容が優先されることがあります。
一部の小規模な消耗品、例えば電球の交換や障子の張り替えなどは、入居者負担と明記されているケースが多いです。
契約を締結する際だけでなく、トラブルが発生した際にも改めて契約書の「修繕に関する条項」を読み直すことが重要です。
独自のルールが設けられている場合もあるため、書面での確認を怠らないようにしてください。

トラブルを未然に防ぐための注意点と対策

1.入居時に設備の状態を確認しておく

入居を開始した直後には、室内のすべての設備が正常に作動するかどうかを確認しておくことが大切です。
エアコンの効き具合や給湯器のお湯が出るか、換気扇から異音がしないかなどを一通りチェックします。
もし入居時点で不具合や傷が見つかった場合は、すぐに管理会社へ報告して記録を残してもらいます。
初期不良であることを証明できれば、退去時のトラブルや無駄な費用負担を防ぐことができます。

2.定期的なメンテナンスと清掃を行う

設備を長持ちさせ、突発的な故障を防ぐためには、入居者による日常的な手入れが欠かせません。
エアコンのフィルター掃除や、キッチンの換気扇・排水口の清掃は、性能を維持するために効果的です。
これらを怠って汚れが溜まると、風量の低下や異音、最悪の場合は本体の故障に繋がることがあります。
善良な管理者としての注意義務を果たす意味でも、定期的なメンテナンスを心がけることが求められます。

まとめ

賃貸物件で設備故障が発生した際は、まず管理会社や大家さんへ連絡し、指示を仰ぐことが最優先です。
故障の状況を写真やメモで正確に記録し、自己判断で業者を手配しないよう注意する必要があります。
修理費用の負担は、通常の経年劣化であれば貸主、入居者の過失や不注意によるものであれば入居者となります。
トラブルを避けるためにも、入居時の状態確認や日常的な清掃を丁寧に行い、契約書の内容を事前によく確認しておくことが大切です。

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投稿者

  • 宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。

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