2022.08.31
不動産売却には印鑑証明書が必要?取得方法を解説します!
不動産売却には、印鑑証明書が必要なことをご存じでしょうか。
法的には必要のない書類ですが、トラブルを起こさないために、印鑑証明書は非常に重要な書類です。
今回は、法的には必要ない印鑑証明書が必要な理由と、印鑑証明書の取得方法について解説します。
不動産売却をお考えの方は、ぜひお役立てください。
□不動産売却に印鑑証明書が必要な理由を解説!
印鑑証明書が必要な理由は、以下の3つです。
・本人確認
・売却意思の証明
・公的機関での本人確認
不動産売却において、ここまで本人確認や意思の証明を行うのは、トラブルを防ぐためです。
これを怠ると、売る気があったかどうかで争いになるケースがあり、最悪の場合、裁判で決着をつけることになるでしょう。
売買で動くお金が大きいため、取引の際は慎重な確認が行われます。
一方で、印鑑証明書は法的に必要ありません。
本人のサインがあれば、法的に契約が認められます。
そのため、不動産会社に問い合わせれば、印鑑証明書がなくても契約ができる場合もあります。
印鑑証明書が必要かどうか、1度不動産会社に問い合わせると良いでしょう。
また、買主は印鑑証明書を用意する必要がありません。
売主の場合は本人以外が売却し、お金を得ようとするケースがあります。
一方で、買主はお金を払う立場であるため、本人以外が購入するとは考えられません。
そのため、売主のみが厳重な本人確認を受けます。
□実はコンビニでも取れる?印鑑証明書の取得方法を解説します!
印鑑証明書は、比較的簡単に取得できる書類です。
日曜日にも取得できる書類のため、平日は忙しい方でも取得できます。
とはいえ、直前に用意するのは避けるべきでしょう。
余裕をもって取引に臨むためにも、事前にいつ必要になるかを確認し、準備しましょう。
取得できる場所は、市区町村の窓口をはじめ、マイナンバーカードがあれば、コンビニでも取得できます。
有効期限は発行から3ヶ月以内のため手続きの時期を確認した上で、証明書を発行しましょう。
現住所と登記されている住所が異なる場合、現在の住所に登記し直す必要があります。
登記された住所と現住所以外に何度も住所が変わっている場合、その経緯がわかる資料が必要です。
履歴がわからない場合、本籍地で取得した戸籍附票が必要です。
□まとめ
今回は、印鑑証明書が必要な理由や、取得方法について解説しました。
取得は比較的容易ですが、取得後に期限がある点には注意しましょう。
この記事がお役に立てますと幸いです。