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2022.10.16

土地の売却にはトラブルが付き物?トラブルを回避するポイントをご紹介!

土地の売却にはトラブルが付き物?トラブルを回避するポイントをご紹介!

土地の売却をお考えの方はいらっしゃいませんか。不動産の売買は、理解が難しい用語や制度が多く、つい不動産会社に任せきりな姿勢になってしまいます。だからこそトラブルが発生しやすくもあるのです。今回は、土地売却におけるトラブルを回避するポイントを解説します。

 

□土地の売買契約でよく発生するトラブルとは?

不動産の売買契約には専門用語や難しい法律が関わってくるため、多くの方が仲介の不動産会社を頼りにします。しかし、自分で用語や契約内容を確認せずに不動産会社におまかせする姿勢になってしまうと相手とのトラブルだけではなく、不動産会社ともトラブルが発生してしまう恐れがあります。ここでは、よく起こりやすいトラブルをご紹介します。

 

1.重要事項の共有ミスのトラブル

土地の取引には、支払いや書類の提出が多く要求されます。その際に、不動産会社から説明を受けておらず、理解していないまま支払いや書類を提出してしまうとトラブルが発生してしまう可能性があります。不明点等がある場合はしっかりと担当者に質問するようにしましょう。

 

2.売買契約の解除のトラブル

一度成立した売買契約が解除されてしまうというトラブルも発生します。契約解除自体は違法な行為ではありません。契約解除の制度は整っているので、きちんと理解しておきましょう。

土地の売買契約時に、手付金というお金を買主から売主に支払います。金額は対象の不動産売買代金の一部です。買主が契約解除を希望する場合、手付金を売主に残す代わりに契約を解除できます。売主が契約解除を希望する場合、手付け金を2倍にして買主に変換することで解除できます。

また、契約に違反した場合は、強制的に契約解除ができます。その際に違反した側が違約金を支払う必要があります。手付金も違約金も、具体的な金額や条件を売買契約書に記載することで、契約解除の仕組みが整います。売買契約書に記入漏れがないか、記載されている内容は正しいかしっかりと確認しておきましょう。

 

□不動産の売買契約でトラブルを回避するためには?

*売買契約書で解除の条件を確認する

上記で説明した通り、解除には手付金という仕組みが整っています。売買契約書は売主、買主の売買契約において保険の役割を担っているため、契約書にきちんと記載されているか確認しましょう。他にも、住宅ローン特約に関する期限や、建築確認申請の期限などさまざまな解除条件を付けられます。買主側からの要望を受けて条件を付けることが多いですが、重要な確認事項なので一つ一つ記載して明確にしておきましょう。

 

*契約に関する法律を理解する

2020年に民法が改正され、売買契約に関して売主の責任が重くなりました。「契約不適合責任」と呼ばれる内容で、契約書の内容に適合していない限り、買主は売主に契約解除や損害賠償請求、内容に適合するための追完請求、代金の減額請求を認められます。売主は、引き渡す土地が契約書に不適合にならないように、契約書をよりきちんと確認する必要があります。また、買主も契約書に細かく記載しておくことで、安心して土地の取引ができます。

 

*知っていることは不動産会社に伝える

重要事項の共有ミスは、不動産会社から売主と買主に向けて発生するものだけではありません。売主や買主が、売買に不利になる事情を知っているにもかかわらず伝えないと、トラブルの原因となります。後々、賠償請求の責任を問われることや契約が解除されることがないように、不利になることでも知っていることがあれば全て不動産会社に伝えましょう。

 

□どのように不動産会社を選ぶ?

不動産会社は数多くあるため、しっかりと見分ける必要があります。

 

*地域に精通していること

数多くの会社がある不動産業界で差をつけるには、詳細な地域情報を持っていることが鍵となります。地盤や災害情報、開発計画、土地の相場の動向など、地域に精通しているからこそわかる情報はたくさんあります。地域に密着している会社であれば、売主と買主のニーズを短期間で両方かなえられるでしょう。

 

*信頼できる担当者

売主も買主も、不動産に関して詳しくないため、説明を受けることや質問したいことはたくさんあります。その売主と買主の要望に対して、担当者がきちんと丁寧に対応する会社は、安心感を抱くでしょう。具体的には、レスポンスが早い、質問にしっかりと答える、専門用語をかみ砕いて説明する担当者は安心できます。一度会社に問い合わせするもしくは、直接赴く必要がありますが、高価な不動産取引をトラブルなしで成立させるには、社員の対応を見ることも大切です。

当社は、「お客様第一主義」を掲げており、地域密着型なので初めて不動産や土地を売却される方でも安心です。また、即時対応を心がけているため、ご不明点等あればすぐに対応させていただきます。

 

□まとめ

今回は、土地売却におけるトラブルを回避するポイントを解説しました。法律や契約の仕組みなど理解が難しい内容もありますが、確認することでトラブルを回避できます。当社は、三軒茶屋駅周辺の地域密着型の会社で、25年以上の実績を持ちます。ご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。