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2022.05.18

土地を売却する時の確定申告における必要書類を紹介します!

土地を売却する時に確定申告が必要だということを知らない方は多くいらっしゃるでしょう。
また、確定申告と聞いて、手順や必要書類など難しいと思う方も多いはずです。
そこで今回は、不動産売却をするときの確定申告の仕方を紹介します。
不動産売却をお考えの方は、参考にしてください。

 

□不動産売却をするときの確定申告の手順について

不動産売却時に得た売却益は譲渡所得となり、確定申告をして譲渡所得税を納めなければならないので、売却をした際は翌年2月16日〜3月15日の間に確定申告を行いましょう。

では、確定申告の手順をご紹介します。
納税が遅れてしまうと延滞税がかかるので注意が必要です。

まず、適用される特例があるか確認して必要な書類を用意します。
確定申告には、税務署で入手するものと自分で用意する書類があります。
また、納税額を減額できる控除や特例があるので対象ではないか確認が必要です。

次に、譲渡所得税を計算します。
譲渡所得を計算した後、計算結果から譲渡所得税を計算します。
売却価格-(不動産取得にかかった費用+売却にかかった費用)で譲渡所得を計算します。
譲渡所得税は、所有期間5年を境に税率が変わるのでよく確認して計算しましょう。

最後に、確定申告書を作成し、提出します。
確定申告書は手書き又は国税庁のサイトで作成可能ですが、国税庁の「確定申告書作成コーナー」は入力画面に従って入力すると自動計算されるので、簡単に作成可能です。
作成した申告書を、郵送、e-Tax、または直接税務署に持参して提出すれば完了です。

手順を紹介しましたが、確定申告は税理士に依頼することも可能なので、不安な方や、多忙な方は検討してみると良いでしょう。

 

□確定申告に必要な書類について

確定申告に必要な書類を全て集めると10点前後に及びます。
殆どが不動産の取得、売却時に入手している書類なので保管してあるか確認しましょう。
申告書にはAとBがあり、Aは給与所得がない方、Bはサラリーマンや公務員など給与所得がある方が使用するので注意しましょう。

1つ目は、写しで必要な書類をご紹介します。

・取得時にかかった仲介手数料と諸費用の領収書
・取得時の売買契約書と建築請負契約書
・売却時にかかった仲介手数料と測量費や登記費用などの諸費用の領収書と売買契約書

2つ目は、写し以外で必要な書類をご紹介します。

・売却後2ヶ月経過後に発行された戸籍の附票
・売却した土地・建物の全部事項証明書と譲渡所得の内訳書
・確定申告書の用紙と源泉徴収票

その他、控除や特例の対象になる場合は上記以外に書類が必要なので注意しましょう。

 

□まとめ

この記事では、土地を売却するときの確定申告における必要書類を紹介しました。
注意する点が多く、大変ではありますが、多額の負債を抱えることにならないよう気をつけて準備をしましょう。
確定申告について、不安な点がある方は、ぜひ一度当社までお気軽にご相談ください。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。