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2024.01.09

土地を相続する際には名義変更が必要!相続した土地を兄弟で分ける方法も解説!

土地を相続する際には名義変更が必要!相続した土地を兄弟で分ける方法も解説!

相続は何回もすることはないため、慣れていない方も多いのではしょうか。
土地の相続では、遺産分割協議をしたり、名義変更をしたりなど多くすることがあります・

この記事では、相続における土地の相続の流れと、兄弟間での土地分割方法について解説します。

□土地相続の流れを解説!名義変更をきちんとしよう!

土地相続の手続きは、法務局で行われます。
不動産登記の変更登記を申請し、正式に名義変更を完了させる必要があります。

1:遺言書の有無を確かめる

遺言書がある場合は、その内容に基づき手続きを進めます。
ない場合は、相続人全員の合意に基づいて進行します。

2:相続人の特定

被相続人が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本を取得することで、相続人を確定します。

3:財産の確認と遺産分割協議

土地を含む相続財産を明確にし、遺産分割協議を行います。
どのように相続財産を分けるかを話し合い、相続放棄や限定承認をするかを決定しましょう。
相続放棄と限定承認は、相続発生から3か月以内に終える必要があります。

4:名義変更の変更と相続税を申告する

相続財産の名義変更を法務局で行います。
相続税の申告期限は相続開始から10か月以内であるため、10か月以内に遺産分割協議を終える必要があります。

□相続した土地を兄弟で分ける方法とは?

兄弟間での土地の分割には4つの方法があります。
これらの方法はそれぞれにメリットとデメリットがあります。
家族間の平和を保ちながら、遺産分割の問題を解決するためには、これらの方法をよく理解し、適切な選択をすることが大切です。

1:現物分割

1つの土地を分筆して実際に分割して、それぞれの相続人が所有するようにします。

しかし、分割によって土地の価値が下がるリスクがあるため注意が必要です。

2:代償分割

1人の相続人が土地を相続し、他の相続人に対して金銭などで代償を支払います。
これは1番公平に土地を分割できる方法ですが、土地を売ることが前提となるため、土地自体にある程度の価値がなければなりません。

3:換価分割

土地を売却し、その売却代金を分割します。
市場価値での公平な分割が可能ですが、土地を手放す必要があります。

4:共有

相続人全員で土地を共有します。
土地を共有財産にすると、利用方法や管理に関して、相続人間での合意が必要です。
そのため、共有財産にする方法はなるべく避けた方が良いです。

□まとめ

土地を相続する際は、遺言書の有無の確認、相続人の特定、相続財産の確認、そして法務局での名義変更手続きをする必要があります。

また、土地を分割する際には、現物分割、代償分割、換価分割、共有などの方法がありますが、共有での土地相続はトラブルの原因になる可能性もあるためなるべく避けましょう。
兄弟間で公平な解決を図るためには、これらの方法のメリットとデメリットを理解し、適切な選択を心がけることが大切です。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。