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2022.06.03

火災保険を解約するタイミングについて紹介します!

マンション売却時の火災保険解約のタイミングはどう選べばいいのかお悩みの方も多いでしょう。
タイミングや注意点を把握しておくことで、解約を安全に行うことができます。
そこで今回は、火災保険の解約のタイミングと注意点を紹介します。
火災保険の解約を検討されている方は、ぜひお役立てください。

 

□火災保険を解約するタイミングについて

マンション売却には様々な手順がありますが、その中でも最後の方にある、物件の引き渡しが完了してから、解約しましょう。
引き渡しの前に火災が起きてしまうと、売主の負担になってしまうので注意が必要です。

次に、火災保険は権利譲渡できるのかについてご紹介します。
権利譲渡は可能ですが、売主からすると解約する方が良いです。
譲渡することで、手続きが増え負担も増える上に、解約返戻金が受け取れなくなってしまいます。

火災保険の解約は、売却時に自動でされるわけではなく、ご自分で解約手続きを行わなければならないので注意が必要です。
無駄に保険金を払い続けてしまうことにならないよう、すべきタイミングで解約手続きを行うようにしましょう。

 

□火災保険を解約する際の注意点について

1つ目は、質権設定時に金融機関の承認が必要ということです。
火災等で保険金が支払われた場合、設定した金融機関が優先的に保険金を受け取れます。
火災保険に質けんを設定している場合、火災保険の変更には金融機関の承認が必要なので注意が必要です。

2つ目は、解約手続きを忘れないようにすることです。
準備や手続きでバタバタしてしまい、火災保険の解約を忘れてしまうことがあります。
特に引越しの場合で、引越し先で新しく火災保険に加入した場合、二重に払うことになるので注意しましょう。

3つ目は、残りの期間が1ヶ月未満の場合は返戻金が戻らないことです。
解約をしても、残りの期間が1ヶ月を切っていると、契約期間が残っていないとみなされるため、返戻金が戻らないので注意しましょう。

3つ目に関しての例として、 10年契約だった場合、9年11ヶ月と1日で解約しても、10年の満期として換算される為解約時の返戻金がありません。

 

□まとめ

この記事では、マンション売却時の火災保険解約のタイミングと注意点を紹介しました。
無駄にお金を払ったり、返戻金が受け取れないと言ったようなことにならないように気をつけましょう。
マンション売却時に火災保険の解約もお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。