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2024.01.24

相続は何から始める? 相続の対象となる遺産についても解説します!

相続は何から始める? 相続の対象となる遺産についても解説します!

相続とは、多くの方が直面するものです。
しかし、相続は不安と疑問を引き起こしやすい複雑なものでもあります。
特に、初めての相続手続きに直面する場合、何から始めるとよいのか、どのような手続きが必要なのか、その全体像が見えづらいものです。
この記事では、相続が開始された際にすぐに行うべき重要な手続きについて解説します。

□相続は何から始める?

相続手続きは、複数のステップから成り立っています。
以下のそれぞれのステップを理解し、適切に進めていきましょう。

1.死亡届の提出
被相続人が亡くなった後、最初に行うべきは「死亡届の提出」です。
死亡届は、亡くなった日から7日以内に提出しなければなりません。
葬儀社が手続きを代行することもありますが、葬儀費用に関する領収書は相続税の申告時に控除可能ですので、大切に保管しましょう。

2.遺言書の確認
次に、被相続人が遺言書を残しているかを確認します。
遺言書の有無は、相続手続きの進め方に大きな影響を与えます。
遺言書が見つかれば、その内容に基づいて手続きを進めます。
もし見つからない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行います。

3.相続人の特定
相続人が誰であるかを正確に特定する必要があります。
家族以外にも、認知された子や養子縁組を行った親戚などが相続人となる可能性があります。
戸籍謄本を取得し、相続人を客観的に確認しましょう。

4.相続財産の確定
相続する財産を明確にする必要があります。
プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も含めて確認します。
また、債務超過の場合は、相続放棄の手続きを検討する必要があります。

5.相続放棄の検討
相続財産が債務超過の場合、相続放棄を選択できます。
この手続きは相続開始から3ヶ月以内に行う必要がありますので、迅速な判断が求められます。

6.準確定申告
被相続人の死亡による税務申告も重要です。
この申告は、死後4ヶ月以内に行う必要があります。

7.遺産分割協議と相続税申告
最後に、相続人間で遺産分割の協議を行い、相続税の申告をします。
これは相続開始後10ヶ月以内に完了させる必要があります。

□相続対象となる財産

相続税の対象となる財産を正しく理解することも、相続手続きにおいて不可欠です。
以下で、相続税の対象となる財産について見ていきましょう。

1.相続税の対象財産
被相続人が所有していた現金、預貯金、不動産、株式、債券、投資信託、車などは、すべて相続税の課税対象です。
また、住宅ローンのようなマイナスの財産も含まれます。

2.非課税の遺産
墓地や墓石、仏具、神具などの祭祀関連財産は、相続税の非課税対象です。
公益事業用財産や一定の寄付財産も同様です。

3.みなし相続財産
死亡保険金や死亡退職金は「みなし相続財産」として扱われ、特定の受取人に限定されますが、相続税の計算には含まれます。

□まとめ

相続の手続きが必要になった場合、正確かつ迅速な行動が求められます。
まずは死亡届の提出から始め、遺言書の確認、相続人の特定、相続財産の確定、必要に応じて相続放棄の検討、準確定申告、最終的な遺産分割協議と相続税申告へと進めていきます。
これらのステップを1つずつ丁寧に行うことで、相続に関する不安を軽減し、スムーズな手続きを進められます。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。