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2022.04.22

空き家問題の現状とは?空き家が増える理由と併せて解説します!

昨今、日本においては空き家問題が重要な問題の1つとしてあります。
さらに核家族化や少子高齢化が進行すると高齢者の1人暮らしが増えていきます。
その結果、地方の過疎地域を中心に空き家は今後もますます増え続けるでしょう。
今回は、空き家の問題の原因と解決策について解説しますので、ぜひご覧ください。

 

□空き家問題の原因とは?

大きく3つの原因があるため、それぞれ解説します。

 

*少子高齢化が進んでいる

現在は、少子高齢化が進み人口減少社会が加速しています。
この結果、総住宅数が総世帯数を上回り、その差が徐々に開きつつあります。
これが空き家増加の大きな理由が1つです。

また、日本人の寿命が延びたことも理由の1つです。
介護施設の利用が増加したことで空き家として残されることが多くなってきたのです。

 

*世帯数の増加以上に住宅数が増加している

中古住宅に住むよりも新築住宅を好むのが日本人の顕著な特徴です。
また住宅を供給する側も利益が出るのは新築住宅であるため、結果的に世帯数の増加以上に新築数が増え続けています。
この結果、将来的に空き家となる可能性を持った家も増え続けていくのです。

 

*固定資産税対策のため

更地にすると固定資産税が増えるという側面があります。
そのため、空き家のまま放置している方が多いという現状があります。
持っている土地に住宅が建っている場合は固定資産税は6分の1に減額されます。
取り壊した際には、この優遇がなくなるため放置が増えています。

 

□空き家の問題の解決策について知りましょう

解決策としては空き家を売却するという方法があります。
費用が最もかからずに、手放したい不動産を処分できます。
空き家を所有している期間が短いほどその分固定資産税を支払う期間も短くなります。
そして、ご自身も現金化できて今後の資金が確保できるのは嬉しいですよね。

その他の方法としては、空き家管理サービスを利用したり、賃貸住宅にリフォームしたりする方法があります。
いずれにしても空き家をそのまま放置することがないように対策するようにしてください。

 

□まとめ

今回は、空き家の問題の原因と解決策について解説しました。
少子高齢化や固定資産税の対策のために空き家は今後も増え続けていくことが予想されます。
そのため、空き家を所有している方は、極力今回解説した解決策を実践するようにしてください。
不動産売却を検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。