2022.09.19
不動産売却を検討中の方注目!損益通算について解説します!
不動産売却する際にかかる税金は赤字の要素の一つで、その際に重要になってくるのは損益通算です。
損益通算は所得の額を申告する際に、額を引き下げることによって節税目的で用いられる方法です。
そこで今回は、不動産売却における損益通算と手続きの流れについてご紹介します。
□不動産売却における損益通算とは
確定申告の際に申告する所得の額を下げることで、納める税金をできるだけ少なくする方法です。
利用する際には条件を守る必要があります。
1つ目は、赤字取得がある際に損益通算を利用することです。
これにより発生した赤字分の総取得を引き下げられます。
例えば、副業でアパート経営しているサラリーマンが1000万円稼いだとします。
アパートの経営が200万円の赤字になったとすると、納税の基準は差し引いた800万円になるため、損益通算によって節税効果を得られます。
2つ目は、不動産収入よりも不動産関連の出費が多くなり、赤字になった場合に利用できることです。
ただし、普段から経費を記録することが大切です。
□不動産売却における損益通算の手続きの流れについて
*必要な書類を準備すること
1つ目は、その年の収入と納税した金額の詳細が記載された確定申告を用意することです。
2つ目は、確定申告とともに損益通算の計画書を用意して提出することです。
損益通算の書類の計算方法を算出するためのものです。
3つ目は、不動産を誰が所有しているかの証明書である登記事項証明書を用意することです。
原本でなく謄本(とうほん)でも利用可能なため、コピーしておくことをお勧めします。
ただし、発行から3ヶ月を過ぎると、有効期限切れとなるため注意が必要です。
4つ目は、住宅ローン残高証明書を用意しておくことです。
不動産を購入した証拠や価値の証明になります。
*損益通算の手続きの流れ
確定申告する際に損益通算の手続きをしましょう。
1年に一度のこのタイミングを逃してしまうと手続きできないため注意しましょう。
また、個人で対応することは難しいため、専門家に依頼することをお勧めします。
結果的にプラスになる場合が多いでしょう。
しかし、税金を少なく申告すると追徴課税が発生し、場合によっては実刑になる恐れがあるため注意しましょう。
□まとめ
不動産売却における損益通算と手続きの流れについてご紹介しました。
損益通算によって納める税金を抑えられます。
必要な書類を用意してから確定申告時に損益通算の手続きをしましょう。
当社は、25年以上の実績からお客様に最適な提案しますので、不動産売却時はぜひ当社にご相談ください。