お知らせ

2024.05.02

生前贈与で必要な書類をそろえよう!注意点も解説!

生前贈与で必要な書類をそろえよう!注意点も解説!

人生の大切な節目において、愛する人への贈り物として生前贈与は、貴重な手段の一つです。
しかし、その手続きには複雑さが伴い、多くの人がそのプロセスに戸惑いを感じることでしょう。
この記事では、生前贈与の必要書類と手続きの正確性を高める情報をわかりやすく解説します。

 

 

□生前贈与をする際に必要な書類とは?

 

生前贈与は、贈与者と受贈者との間の合意に基づき、財産を無償で移転する行為です。
このプロセスを円滑に進めるためには、いくつかの必要書類があります。
なかでも贈与契約書は、贈与の内容を正式に記録した文書であり、贈与の証明としての役割を果たします。
特に不動産の贈与では、所有権移転登記の際にこの契約書が必要になります。
契約書には贈与者と受贈者の氏名、贈与物の詳細、贈与の日付などが明確に記載された方が良いでしょう。
以下に生前贈与を行う際に必要な書類を大きく3つご紹介します。

 

1:本人確認書類

 

贈与契約を行う際には、双方の本人確認書類が求められます。
運転免許証やパスポートなど、公的な身分証明書が必要となります。

 

2:不動産登記の申請書類

 

不動産を贈与する場合、名義変更のための登記申請書類が必要です。
これには、贈与契約書のほか、登記申請書や贈与者の印鑑証明書、受贈者の住民票などが含まれます。

 

3:権利証と固定資産評価証明書

 

贈与する不動産の所有権を証明するためには、権利証が必要です。
また、登録免許税の計算には、固定資産評価証明書が必要となります。

 

□生前贈与をする際の注意点

 

生前贈与においては、税務上の考慮事項が重要なポイントとなります。
特に、贈与税の申告が必要になるケースがあります。
また、贈与契約書の作成においては、可能な限り正確な情報を記載し、双方が納得の上で署名、捺印することが大切です。
贈与契約書は、法的な効力を持つ重要な書類です。
そのため、書式に誤りがないか、また、記載内容に漏れや誤りがないよう、十分に注意して作成する必要があります。
ぜひこの点に留意しつつ生前贈与へと臨んでください。
当社では、皆さまの不動産に関するお悩み事にも丁寧に説明いたしますので、はじめての方でも安心してお気軽にお問い合わせください。

 

□まとめ

 

生前贈与は、愛する人への思いやりとして、また、税務上のメリットを享受するための有効な手段です。
しかし、その過程においては、必要書類の準備や税務上の注意点に留意する必要があります。
この記事が、生前贈与の手続きを検討している方々に役立つ情報を提供できれば幸いです。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。