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2024.04.11

誰も継がない実家は所有するだけでリスクになる?解説します!

誰も継がない実家は所有するだけでリスクになる?解説します!

実家を継がないという選択に直面している人々は、将来に対する不安と責任感を抱えています。
この記事では、誰も継がない実家の所有が及ぼすリスクと、それをどのように処分すれば良いのかについての具体的なアドバイスを提供します。
情報に基づいた決断を下すために、ぜひ最後までお読みください。

 

□実家を所有するリスク!見えない負担を知る

 

誰も継がない実家は、明確な利用予定もなく所有していると、維持費やリスクの負担が永久に発生し続けます。
ここでは、そのような負担について詳しく解説します。

 

1:固定資産税

 

所有しているだけで毎年固定資産税が課されます。
一戸建ての平均額は年間10万〜15万円程度で、これは長期にわたって負担する必要があります。

 

2:定期的な管理費用

 

実家を適切に維持するためには、定期的な管理が必要です。
これには、換気や通水、草むしりなどが含まれ、月額5,000〜10,000円程度の費用がかかります。

 

3:保険料

 

火災保険や地震保険への加入も必要で、誰も住んでいない家だと保険料が割高になる傾向があります。
これは、火災や災害のリスクが高まるためです。

 

4:特定空き家のリスク

 

放置した実家が「特定空き家」に指定されると、固定資産税の増額や強制解体の可能性があります。
これは、近隣住民に迷惑をかけたり、景観を損なう恐れがあるため、状態がひどい場合は特定空き家に認定されます。

 

□実家の賢い処分法!未来への一歩

 

空き家問題に対処するための具体的な方法を紹介します。

 

1:不動産会社への委託

 

売却を考えている場合、まずは専門の不動産会社に相談することが重要です。
これにより、適切な買い手を見つけられます。
当社では、お客様第一の不動産売却を行っておりますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

 

2:売却方法の選択

 

中古住宅としての価値がない場合は、土地としての売却を検討する必要があります。
これは、築年数や状態によって異なります。

 

3:値下げ交渉の準備

 

建物付きの土地を売却する際には、値引き交渉が持ちかけられることがあります。
事前に適切な値下げ方法を検討しておくことが大切です。

 

4:空き家バンクへの登録

 

空き家バンクへの登録も一つの選択肢です。
これにより、不動産仲介会社を通さずに買い手を見つけられますが、売却価格は比較的安くなることが予想されます。

 

□まとめ

 

実家を所有するリスクと賢い処分法を理解することは、将来に対する不安を減らし、責任感を持って次のステップへ進むために重要です。
この記事が、実家を継がないという選択に直面している方々の支援になれば幸いです。

投稿者

  • 久保 元

    宅地建物取引士/管理業務主任者 新卒から建設会社にて、現場監督、注文住宅販売など建築にかかわり、宅建取得とともに不動産営業の世界へ。新築マンション販売では、入社から販売実績を重ね管理職へ昇進。営業マン指導、広告、マーケティング、デザインまで幅広い経験を経て三軒茶屋不動産を起業。地域の賃貸仲介や不動産管理、不動産売買を主たる業務として行い業績を伸ばしております。信頼ある不動産会社をめざして、お客様をサポートさせていただいております。